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飾り罫育て方、栽培方法など飾り罫

個々の品種の特性を楽しむ ・ツバキは園芸品種が多く、最も自由で 広い選定基準で選ばれているように思います。特に日本では、野生のツバキに郷愁を感じることなどから、一重咲きのヤマツバキ型の花に対する愛好者もおります。
また、茶席に飾る茶花としての実用的な目的によって、ツバキを求める場合もあります。葉の形や葉姿、現れる班紋を 観賞する観葉植物としての面もあります。 個々の品種の特性、つまり個性を楽しむのだという気持ちで自由に品種を選んでほしいと思います。
  • 黄覆輪西王母の写真
    変り葉を楽しむ黄覆輪西王母
  • 玉風の写真
    咲き進んでも花形を保つ玉風
  • 玉芙蓉の写真
    フリル弁が見事な玉芙蓉

飾り罫基本的な育て方飾り罫

栽培のポイント・ツバキを乾燥から守る。ツバキは乾燥に弱いので鉢土がカラカラになる事がないように注意します。鉢が乾きすぎるようでは葉が日焼けをおこしてしまい、木が弱ってしまいます。鉢の乾き方に注意して、あまり乾くようであったらすぐに一回り大きな鉢に植え替えましょう。しかし何日も乾かないような大きな鉢や保水性のよい用土では、小木で花をつけるのは難しくなります。
梅雨明けから秋までは半日陰となるようにすると、葉焼けを防げますし、葉色も濃く保つ事ができます。冬期鉢植えは少々の霜は大丈夫ですが、鉢土がすっかり凍ってしまうようではツバキは枯れてしまいます。寒冷地では屋内に取り込みます。日ざしは弱くとも冬の風は乾いているので鉢土は乾くため、冬でも十分に水をやりましょう。
使い慣れた土を使用する場合、苗木の元土を新しい用土になじむようにする。鉢の大きさの目安は1~2年生の苗木の場合直径15cm位の鉢根が張り、土が盛り上がってくるので水がやりやすくなる様にウォータースペースを取ることがおすすめ。勢いよく、スピーディーに水やりができます。この部分に水がたまり、ゆっくりしっかりと鉢土に水がしみこみます。

飾り罫植え替え、剪定飾り罫

花芽をつけるコツは肥料のやり方にある「日ごろ使い慣れた土を用いて植え替えましょう」これが野口流。まず、苗木の元土を少し落として根先が新しい用土の中に入るようにしてやります。元土を少し落として根先が新しい用土の中に入るようにしてやります。元土と土質が違うと新根が新しい用土となじみにくく、生育に障害を起こす事があるからです。
鉢の大きさは用土にもよりますが、最も日照が強く乾きやすい時期でも、朝1回水やりをすれば次の日の朝まで水をやらなくても枯れることのないような、保水性を保てる大きさが必要です。小木でも花芽をつけるコツは、肥料のやり方にあります。ツバキは春に伸びる定芽に十分に肥料が効くようにしてください。この新芽の伸びあがる5月頃に肥料が少ないと、花芽はつきにくいのです。
定芽、花芽を落とさない。ツバキは春に伸びだす定芽の先にしか基本的には花芽をつけません。そのため花後などに強く剪定して定芽を切り落としてしまうと、小さなわき芽が育ち、花がつきにくい芽(おくれ芽)になります。樹勢を整えて充実した定芽を作らせる事が大切です。
強い枝や徒長した枝は10~11月頃に切り落とします。こうすると定芽のない所でも、すぐにぷつぷつと芽ができ、春の芽出しに間に合います。早く切りつめてしうまうとすぐに徒長枝が伸び出してしまうので、この時は見つけ次第芽先を折り取ってしまうのも方法です。気温が下がってくれば芽は伸びなくなります。不用枝や下垂する枝(弱小枝)は、花芽がある場合は花を見たあとで切り捨ててもかまいません。
使い慣れた土を使用する場合、苗木の元土を新しい用土になじむようにする。鉢の大きさの目安は1~2年生の苗木の場合直径15cm位の鉢

飾り罫更新剪定のすすめ飾り罫

植木屋さんなどは弱って樹勢が衰えることを「木がガレる」などといいます。このような葉が枯れて落葉したり枝が枯れたりする状態を改善するには、病気のない元気な若枝で木を作り直すということを考えます。木の剪定は樹形を整えるために行われますが、このとき椿のような花木は枝先に花を付け、これを咲かせて楽しむ植物であるために、蕾を取り去るなどして花を咲かせないようにしないと、この枝先に樹勢をつけるのが難しいことになります。
そこで、枝を透かせるような剪定ではなく、樹冠や横枝の最先端部の小枝を切り捨てるような剪定によって樹勢の回復をはかるようにします。花がついて弱った小枝の先を元気にするよりも、幹や太枝から元気に伸びだした内側の新枝を育ててやるのです。樹冠の弱った枝を切り詰めると内側の枝や幹に日が当たるようになります。
そうするとその下の内枝は元気に伸びだし、幹に近い太い枝から胴吹きもして来ます。この元気な枝によって木は若返らせる事ができます。切り落とした最先端部の下に残した先枝などには花が付きますから、花を楽しみながら樹勢を回復させることができます。このような更新剪定を併用し、普段から枝先を切り詰めるようにしていると樹勢が保たれ病気がつきにくい椿を育てる事ができると思います。
弱った先枝を剪定し、太枝は残します。
病気などが入って弱った木。病気は大抵の場合は新芽や枝先から入るので幹はまだ元気です。幹に近い枝を復活させる為に弱った先枝を剪定します。幹から遠い枝先に栄養を送るのは木にしても負担なのです。
健康な新芽が太枝から芽出します。先枝を落としてやる事で、余力が出た太い枝から病気にかかっていない健康な新芽がでて来ます。これが更新剪定です。病気でなくとも樹勢が落ちた木などでも効果が見込めます。

飾り罫挿し木飾り罫

一般的な方法はさし木-ツバキはさし木で簡単に苗が作れます。花どきに花を見て苗が欲しくなるのは人情ですが、この時期にさしても大抵失敗します。 しかし、夏に行えば簡単に活着します。7月ごろになると春に伸びた新しい枝が固まって、緑色から茶色に変わってきます。この新梢を10~15cmほどの長さに切り取り、下葉を取って 葉を2~3枚残したものをさし穂とします。さし穂を切る時水切りをして水あげを良くすれば、さらに活着しやすくなります。さし木用土は、水はけの良い赤玉土や鹿沼土などの単用で よく、肥料分の含まないものを用います。さし穂の3分の2程を土中に埋め、たっぷり水を与えて落ち着かせます。作業後は直射日光が当たらない明るい日陰に置いて、乾かさないように 注意します。草花などに比べると発根は遅いので、翌春か、さらに1芽伸びるのを待って梅雨時に一本づつ植え分けて育てます。
挿し木の図1春に伸び出た新梢が固まって、緑色から茶色に変わってきた枝を採取します。
挿し木の図2採取した新梢を10~15Cm位の長さに切ります。この時、バケツ等の水中で切る水切りをすると活着が良いです。そのまま水につけて水あげします。
挿し木の図3挿し穂の長さの2/3程を土中にさします。用土は粉をふるいにかけ落とした鹿沼土です。鉢は平鉢等が良いでしょう。基部の葉は取る。
挿し木の図4葉が触れ合うくらい密にさし、十分に水を与えます。作業後は直射日光のあたらない明るい日陰で管理します。乾燥には注意しましょう。

飾り罫ビンつぎ飾り罫

初心者でも簡単!ツバキのビンつぎ。花が咲いている時に切り枝などを手に入れたときは、ビンつぎをしてみてはいかがでしょうか。図のように台木と穂木をつぎ合わせ、穂木の枝の一端は小さな容器に水をさしておけば枯れません。そのうちに削り合わせておいた枝どうしがくっついてしまいます。穂木が伸びだしてきたら、切り残しておいた台木の上部を切り取ります。少し時間はかかりますが、接木の方法としては一番確実で、作業も管理も簡単です。この方法で、庭木のツバキの1枝を、好みの品種につぎ替えることもできます。
ビンつぎの図1穂木の枝の太さの半分程をなだらかに削ぎます。同じくらいの長さを台木側も削ぎます。
ビンつぎの図2穂木と台木のそぎ口を合わせ、ビニールテープ等で密着します。
ビンつぎの図3鉢植えの台木を用いても同様にビンつぎができます。この場合、台木側は新しい葉を適宜摘み取って穂木側を育てます。十分に穂木側が成長してから台木側の幹を切り落とします

飾り罫病害虫飾り罫

風通しに注意し、清潔な環境を整える。枝や葉の枯れる炭素病が発生することがありますが、ツバキは基本的には丈夫です。温室内で育てる場合など、よほど風通しの悪い所でない限り、ひどい病気にかかることはありません。害虫は、葉がほこりをかぶったように汚れるハダニ、夏芽などについて葉が萎縮して枯れるチャノヒメミドリヨコバイやアブラムシ類のほか、葉を食害する虫がつきます。最も困るのが、チャドクガです。幼虫の脱皮殻に触っただけでも酷くかぶれます。幼虫は群れをなして葉を食べるので、注意して見つけ次第駆除します。
病害虫の挿絵コガネムシ、アブラムシ、蛾の成虫や幼虫など殆どの害虫は 市販の殺虫スプレーで簡単に駆除できます。蛾の幼虫の被害 が出ていても見つける事が困難な場合は、残効性が高い物なら直接噴霧せず、被害のある幹にかけておく事で蛾の幼虫を 駆除できます。但し残効性が高いものは薬害が出る事がある。
小平の椿農園
新・江戸椿の野口農園
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