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2021年 花菜ガーデン報告 2021/08/18(水)

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本年は直前まで非常事態宣言期間中だった事もあり、開催は直前まで危ぶまれておりました。日本各地で展示会やイベント等が中止続きでしたが、椿展の少し前で解除された事で出展の見通しが立っての開催となりました。
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直近まで非常事態宣言期間中だった事がかえって良い方に働いて、来園者に外出を促したのか家族連れが多く、園内を走り回る子供達が多く見られました。来園者も例年より寧ろ多い位で賑やかな展覧会となりました。風や雨とも無縁の穏やかな天候に恵まれていた事も幸いとなりました。しかし展示した花は気温が高いために十分に良い花とはいきませんでした。例年ならば室内の展示会場は気温が上がった時にはクーラーをかけていましたが、今回は新型コロナの感染防止のために、換気しなければならなかった為でもありました。
さて出展した椿ですが、今年は例年にも増して温暖な気候だった事で出展前から既に花が咲き進んでしまい、飾れる椿が限定されてしまいました。鉢植えで約150鉢、展示できた品種はおよそ200品種程で、多くは切り花での展示となりました。
例年なら展示出来る早咲き品種等が展示出来なかったのは些か残念です。その一方で今まで開花状態を飾れなかった遅咲き品種や黒椿系統の品種を展示できたので、例年の椿展とは違った顔ぶれを展示できたのは幸いな事でもありました。
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江戸椿などの園芸品種、原種、金花茶やベトナム椿類とコーナーごとに分けて展示しておりましたが、やはり多くの方が足を止めたのは金花茶などの黄色系椿のコーナーでした。やや遅咲きのクエホンゲンシスやフスイエンシスなどがかろうじて飾れただけでしたが、時折驚嘆の声が聞こえる事もありました。花菜ガーデンでの椿展は十年程になりますが、やはり黄色系椿はまだまだ一般への認知度が低い様です。マンネリ化してしまう展示会ですが、それでも今年は、初めて椿を育ててみたいという来園者が多く、育て方を熱心に質問する方も多くありました。探している品種のリストを持って熱心に展示室内を巡る方もおり、この様な展示会を続けていく事の意義を感じさせる出展となりました。
盆栽用の台木を自宅からお持ちなった方が、その台木に私の作出した品種を接ぎ木して欲しいという依頼も頂きました。この様な展示会の場を通して来園者間の交流が始まった様子もあり、展示されている品種についてばかりではなく、来展者の栽培している品種等についての情報交換の場としても利用して頂けている様でした。
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